小児歯科

ご家族の方に気をつけていただきたいこと

ご家族の方に気をつけていただきたいこと

小さなお子さんに自分の歯を守るという意識はありません。お子さんの歯はやわらかく、虫歯になりやすいので、健やかに保つためにはご家族の方の協力が何よりも必要です。次のようなことに気をつけてあげましょう。

食後にはていねいなブラッシングを! おやつは時間を決めて楽しく!

食後にはていねいなブラッシングを!

虫歯予防のために基本となるのは、食後のていねいなブラッシング。まずは、ブラッシングの習慣を身につけることが大切です。自分でしっかりみがけるようになるまでは、ご家族の方が仕上げみがきをしてあげましょう。ブラッシングが難しいときは、口をゆすぐだけでもかまいません。

おやつは時間を決めて楽しく!

時間を決めずにだらだらと食べ続けていると、お口の中に糖分がずっと残ってしまいます。おやつをほしがったり、泣いているのをなだめたりするために、いつでもお構いなくおやつをあげるのは要注意です。時間を決めて楽しいおやつタイムにしましょう。

»虫歯の仕組みはこちら

甘いものには気をつけて! 乳歯が生えはじめたら歯医者さんへ

甘いものには気をつけて!

お子さんは、チョコレートやガム、キャンディなどの甘いおやつが大好きですよね。でも、甘いお菓子には糖分が多く含まれています。虫歯のリスクも考えながら、おやつに取り入れましょう。また、虫歯の抑制効果が期待できるキシリトールやノンシュガーのものを取り入れるのもおすすめです。

乳歯が生えはじめたら歯医者さんへ

乳歯はやわらかく、虫歯になるリスクが高い歯です。乳歯が生えはじめたら、定期検診に行きましょう。予防処置や歯のケアのアドバイスを行います。歯医者さんに慣れるためにも、遊びに来る感覚で、お気軽にお越しください。

だ液には虫歯を抑制する効果があり、だ液を調べることで、虫歯になりやすい口腔内環境かどうか判断できます。西武池袋線「武蔵藤沢駅」から徒歩3分、入間市はもちろん、狭山ヶ丘など狭山エリアにお住まいの患者様も通院しやすい歯医者「えんどう歯科医院」では、お子さんのためのだ液テストを無料で行っております。虫歯予防にもつながりますのでお気軽にご相談ください。

食育をご存じですか?

食育をご存じですか?

虫歯を予防することはもちろん大切ですが、正しい食生活や食の知識を身につけることも同じくらい大切です。お口の健康を維持するために、食育についても考えてみましょう。

よく噛むことが大事

よく噛んで食べることが、顎の発達やその後の歯並び、お口まわりの筋肉の発達によい影響を与えます。一口ひと口、きちんと噛む食事ができれば、食べ物の味もしっかり伝わり味覚も発達します。また、咀嚼(そしゃく)がしっかりできれば消化器官への負担も少なくなり、栄養の吸収もよくなるでしょう。

何を食べるかが大事

お子さんが自分で食事するようになったとき、きちんとバランスのよい食事がとれるかどうかは、それまでの食生活にかかっています。日々の食生活で、食べ物に関する知識を身につけさせてあげましょう。健全な発育を促すだけでなく、将来の生活習慣病の予防にもつながります。

小児歯科処置方法

入間市の歯医者、えんどう歯科医院の小児歯科で行っている診療メニューをご紹介します。当院の院長は小学校の校医をしており、地元の皆さんのお口の中の健康を守っています。

ブラッシング指導

ブラッシング指導

お子さんの歯の成長度合いやお口の状況に合わせて、効果的に汚れを落とせるブラッシングの方法を指導します。ご家族の方に向けて、仕上げみがきのコツもアドバイスします。

シーラント

シーラント

お子さんの奥歯にある細かくて深い溝は、歯ブラシの毛先が届きにくく、食べかすや汚れが溜まりやすい場所です。この溝をあらかじめ歯科用プラスチックを埋めることで、食べかすが詰まるのを防ぐ処置です。ブラッシングしやすくなるので、虫歯予防につながります。

フッ素塗布

フッ素塗布

歯質を強化するフッ素を歯の表面に塗る処置です。乳歯や生えはじめの永久歯は大人の歯にくらべて弱いので、フッ素塗布が虫歯予防に効果的です。数ヶ月に一度、定期的な塗布を行うと、より高い予防効果が期待できます。

小児矯正

小児矯正

矯正治療を行う時期は、歯の移動が比較的楽にできる成長期がもっとも適していると考えられています。お子さんの成長する力を利用しながら、適切に歯を正しい位置へ導きます。

ムーシールド

ムーシールド

ムーシールドは下の歯が上の歯よりも前に出ている、いわゆる「受け口」を改善するための施術です。乳歯の段階で矯正装置を装着し、正常に顎の骨格が形成されるように促していきます。就寝時のみ装着すればよいので、それほど抵抗なくはじめられます。

過剰歯の抜歯

過剰歯の抜歯

「過剰歯」とは、本来生える歯よりも多く歯が生えてくること。歯並びに悪影響を与えることがあるため、抜歯が必要となります。お子さんの成長の様子を見ながら、適切な時期の抜歯を行います。

お子さんのこんな癖に要注意

次のような癖は、お子さんの歯や顎、全身の発達に影響を及ぼすことがあります。癖は何気なくやっていることがほとんどです。ご家族の方は、お子さんの癖に気づいたら、やめるように促してあげましょう。

指しゃぶり・爪を噛む・唇を噛む・タオルを噛む 歯や歯ぐきに負担がかかり、「出っ歯」や「受け口」といった噛み合わせの乱れにつながることがあります。
ほおづえ 頭の重さが顎や関節に直接のしかかり、噛み合わせの乱れにつながることがあります。また、顔や身体にゆがみが生じることも。
舌で歯を押す・舌を出す 発音や歯並びに影響し、歯並びの乱れにつながることがあります。
いつも口を開けている・口呼吸 舌の位置が低くなりがちになり、歯並びにも影響します。また、お口の中が乾燥しがちになり、だ液の循環が悪くなることで細菌が増殖しやすくなり、虫歯リスクも高まります。
Pick Up!小児歯科への取り組み

当院では妊婦さんとお子さんのための専用病棟「マタニティ・キッズ館」を設置。キッズルームも完備し、妊婦さんやお子さんにも安心して受診していただける環境を整えています。さらに、保育士が3人在籍しているので、お子様連れのママご自身も安心して治療をお受けいただけます。治療をがんばったお子さんには、ごほうびとしてガチャガチャもご用意。次回の通院意欲へつなげます。

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院長より小児歯科について

院長より小児歯科について

お子さんの成長に合わせた治療を心がけています

お子さんの成長度合いは一人ひとり異なり、年齢でひとくくりにはできません。当院では、お子さんの様子をしっかり見て、お子さんの成長に合わせた治療を目ざしています。そして、お子さんには、今どんな治療をしているのか、正しく伝えるようにしています。

お子さんは大人のウソに敏感です。このため当院ではお子さんに対して、ウソをつかないということも重視しています。できるだけ痛みの出ない治療を工夫しつつ、どうしても痛みが出てしまうときにはきちんとお伝えして、お子さんが不安にならないような治療を心がけています。

成長するにつれて、お口の中にケガをするお子さんも増えてきます。お口のケガでお困りのお母さんも一度ご相談ください。

院内の衛生管理を徹底しております

小さいお子さんは大人の方にくらべて抵抗力が弱いので、衛生面への配慮がとくに必要です。当院では徹底した滅菌対策を行い、院内感染防止に努めています。

当院では患者様ごとに、できるかぎり使い捨てできる器具を使用しています。また使い捨てができない器具に関しては、患者様ごとに徹底した滅菌を行いパッキング。治療時に開封することで、衛生管理を徹底しております。小さなお子さんでも安心してご来院いただけます。