矯正歯科

歯並びが気になる~矯正歯科~

歯並びが気になる~矯正歯科~

出っ歯やすきっ歯、受け口など、ご自身やお子さんの歯並びが気になりませんか? よくない歯並びが気になって、人前で笑うときに、思わず口を押さえてしまうという方がいらっしゃるかもしれませんね。

こちらでは、西武池袋線「武蔵藤沢駅」から徒歩3分、入間市はもちろん、狭山ヶ丘など狭山エリアにお住まいの患者様も通院しやすい歯医者「えんどう歯科医院」の矯正歯科についてご説明します。歯並びで気になる点がありましたら、早めに当院の矯正歯科へご相談ください。

矯正治療について

矯正治療について

口元は、対面したときに最初に目が行くパーツと言われています。つまりそれは、第一印象を大きく左右するということでもあります。きれいに整った歯並びなら、相手にもきっと好印象を持たれることでしょう。一方で、歯並びがコンプレックスのため「口を大きく開けて笑えない」など、自然な笑顔を作るのが得意ではない……という方もいらっしゃるようです。口元を手で隠すことで、すてきな笑顔も見えなくなってしまうのは、歯科医療に携わる者として少し残念です。

歯並びの乱れは、見た目だけに関係するものではありません。歯並びが乱れていると、しっかり噛めなかったり、みがき残しが発生して虫歯や歯周病リスクが増したりなど、噛み合わせや全身の健康にも影響します。こちらでは歯並びを整えるメリットをご紹介します。

よい歯並びのメリット
矯正治療のメリット
  • 見た目が美しくきれいに整う
  • 噛み合わせがよくなり食べ物をしっかり噛める
  • ブラッシングでしっかりケアでき、虫歯や歯周病のリスクを減らせる
  • 噛み合わせが整い、発音や滑舌が改善される
  • コンプレックスが解消され、心理面にもよい影響を与える

こんな症状で悩んでいませんか

歯並びの乱れである「不正咬合(ふせいこうごう)」にはさまざまな種類があります。こちらでは、その代表的な症例と、不正咬合によって招く問題についてご紹介します。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

上顎前突
(じょうがくぜんとつ)
上顎前突(じょうがくぜんとつ)

【症状の特徴】
いわゆる「出っ歯」。上の前歯、あるいは上顎全体が前に突き出している状態です。

【発生する問題】
口が閉じにくく口呼吸になりがちです。また、転んだときなどに口元をケガしやすい歯並びです。

下顎前突
(かがくぜんとつ)
下顎前突(かがくぜんとつ)

【症状の特徴】
いわゆる「受け口」。下の前歯、あるいは下顎全体が前に突き出している状態です。

【発生する問題】
噛む力が弱くなったり、「サ行」の発音がしづらくなったりします。早めに開始することで、顎の成長を利用して正しい歯並びに導ける可能性があります。

上下顎前突
(じょうげがくぜんとつ)
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

【症状の特徴】
上下の前歯、あるいは上下の顎全体が前に突き出している状態です。

【発生する問題】
歯と唇がぶつかりやすく、口元をケガしやすい歯並びです。

叢生
(そうせい)
叢生(そうせい)

【症状の特徴】
歯がでこぼこに生えている状態です。乱ぐい歯ともいわれ、「八重歯」も叢生の一種です。

【発生する問題】
でこぼこの部分に歯ブラシの毛先が届きづらく、汚れが溜まりやすくなるので、虫歯や歯周病の発生リスクが高まります。

空隙歯列
(くうげきしれつ)
空隙歯列(くうげきしれつ)

【症状の特徴】
いわゆる「すきっ歯」。歯と歯の間にすき間がある状態です。

【発生する問題】
すき間から息がもれ、正しい発音が難しくなることがあります。また、歯のすき間に食べかすがはさまりやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。

過蓋咬合
(かがいこうごう)
過蓋咬合(かがいこうごう)

【症状の特徴】
上の歯列が下の歯列を深くおおいかぶさっています。

【発生する問題】
上の前歯によって下の歯ぐきが傷つけられ炎症を起こしたり、口内炎になったりします。

開咬
(かいこう)
開咬(かいこう)

【症状の特徴】
奥歯を噛み合わせても、前歯が閉じずに開いたままの状態になる歯並びです。

【発生する問題】
前歯でしっかり噛めなかったり、息もれによって発音しにくかったりします。

交叉咬合
(こうさこうごう)
交叉咬合(こうさこうごう)

【症状の特徴】
上下の歯を噛み合わせたとき、その一部が逆になり、交叉している歯並びです。

【発生する問題】
発音が正しく行われないことがあります。

いくつかの治療法があります

※表は左右にスクロールして確認することができます。

メタルブラケット
メタルブラケット
矯正装置としてもっとも一般的に知られている装置です。金属のブラケットを歯に装着し、ワイヤーを使って歯を正しい位置へ導きます。ポピュラーな方法のため費用も低めで、治療期間が他の矯正方法よりも短いのがメリット。また、高い治療効果も期待できます。ただし、歯の表側に金属の装置が見えるのが、やや難点といえます。
セラミックブラケット
セラミックブラケット
ブラケット部分がセラミック製の矯正装置。歯の色に合わせて調整できるため、自然な見た目となります。治療効果は、同じワイヤーを使うメタルブラケットと同様です。メタルブラケットも選んでいただくことが可能です。
床矯正
床矯正
顎を徐々に広げることで、歯が正しい位置へ並ぶスペースを確保する装置です。成長期であるお子さんに利用することが多いですが、大人でも使用可能です。取り外しができるため、ブラッシングしやすく、お口の衛生状態を維持しながら矯正ができます。

成人矯正と小児矯正について

成人矯正と小児矯正について

大きな違いは成長があるかないかです

大人の矯正と子どもの矯正でもっとも大きな違いは、顎の成長を利用できるかどうかです。子どもの矯正では顎の成長する力を利用しながら、永久歯が並ぶじゅうぶんなスペースを確保したり、上下の顎のバランスを整えたりして、噛み合わせや歯並びの改善をはかります。

顎の成長とともに歯並びを矯正することで、本格的な矯正でも、歯を抜かずに整えることができる可能性が高まります。また、子どもの矯正では舌の動きや位置を改善しやすく、口腔内が乾きにくくなり、虫歯や歯周病予防にもつながります。

なお、子どもの矯正はおもに乳歯から永久歯に生え替わる時期に行います。乳歯や生えたばかりの永久歯はやわらかく虫歯になりやすいので、矯正治療中の虫歯予防にも注意を払いましょう。小児矯正では開始時期も重要ですので、気になる歯並びは早めにご相談ください。

大人の矯正の場合は、顎や骨格の成長が固まってから行います。このため歯並びや骨格の状態、毎日の生活スタイルなどに合わせて、矯正の方法のご提案を行っています。数種類のご提案から、ご予算や治療期間なども考慮して治療をお選びください。

大人になって行う成人矯正では、患者様ご自身が納得のうえで治療を選ばれますので、「治したい」という強い気持ちがあることが一番のメリットです。治療を開始するのに、遅すぎるということはありません。長い間歯並びに悩んでおられる方、一度ご相談にいらしてください。

小児矯正のメリット

小児矯正のメリット

メリット その理由
最終的にきれいな歯並びに仕上がる可能性が高まる 顎や骨格の成長をうながしながら矯正を行うので、歯並びや噛み合わせがからだの成長に合わせて自然に仕上がります。矯正治療によってつくられた感じではなく、顔かたちにあった、美しくバランスのよい歯並びに整う可能性が高まります。
コンプレックスの解消につながる 出っ歯や受け口といった歯並びの乱れをコンプレックスに感じて、人前で大きく口を開けて笑えなかったり、うつむき加減になったりすることもあるでしょう。歯並びの改善によって、お子さんの人格形成にもよい影響を与えます。
虫歯や歯周病の予防につながる 歯並びが乱れていると、ブラッシング時にみがき残しが発生し、お口の中の汚れや食べかすや汚れの除去が難しくなります。矯正治療は、虫歯や歯周病予防にもつながる、メリットの多い治療です。
大人の矯正よりも短期間で終了できる 子どもの矯正は成長期に行うので、成長が固まってしまってから行う大人の矯正にくらべて、骨まわりの組織の再生も早く、全体の治療期間は短期間となります。矯正は適した時期に適切な方法で行うことが大切です。